店長北原セレクト<vol.6>

~滋味溢れるトスカーワイン6本~

 

美しい風景の広がるトスカーナの田舎町より届く、小さなワイナリーの優しいワイン達を3つの生産者からご紹介いたします。

 

緊張感の続くこんな時期に、一粒一粒の葡萄に、一本一本のワインに愛情が惜しみなく与えられたような温かみのあるワインで心休まるひと時を。

 

 

■ Fattoria Corzano e Paterno

(ファットリア コルツァーノ エ  パテルノ)

~ワイナリー紹介~

フィレンツェから南へ。シエナに向かう途中の道沿いには、トスカーナのなだらかな美しい丘が広がる。

そんな自然の中で、ワイン、オリーヴオイル 、羊の放牧とその乳から作られるペコリーノチーズなど、どれもトスカーナの食卓に欠かせない食材を丁寧に愛情を持って作る、昔ながらのFattoria(農場)を姿を残すワイナリー。

この地に寄り添い、美しい風景を今に残すこのワイナリーの姿は、彼らの生み出すワインにもしっかりと映し出されてる。地酒的な位置付けながら洗練された白ワインと伝統的なキアンティの2本を。どちらも穏やかで優しい味わい。気取らない素朴な味わいの料理と楽しみたい。

 

① Il Corzanello Bianco

(イル コルツァネッロ ビアンコ)

【生産者】Corzano e Paterno(コルツァーノ・エ ・パテルノ)

【生産地】トスカーナ州

【 品 種 】シャルドネ、プティマンサン、セミヨン、ソーヴィニヨン、マルヴァジア、トレッビアーノ

<ワイン紹介>

淡く綺麗なレモンイエローの色調。程よいミネラル感にしっかりとした酸味。様々な品種を絶妙にブレンドし、上品でキリッとしまったドライな味わいで、どんな料理にも合わせやすい。

王道の食べ合わせは、トスカーナの伝統的な野菜のミネストラを。

個人的には、軽く炙ったパンの上に好きな食材を乗せて、上質なオリーヴオイルをたっぷりかけたブルスケッタをトスカーナを全身に感じながらワインに合わせて食べたい。

 

② Terre di Corzano Chianti  2017

(テッレ・ディ・コルツァーノ・キアンティ)

【生産者】Corzano e Paterno(コルツァーノ・エ ・パテルノ)

【生産地】トスカーナ州

【 品 種 】サンジョヴェーゼ、カナイオーロ

<ワイン紹介>

自然豊かな環境の中で、伝統と家族の温もりで造られるクラシックなスタイルのキアンティ。伝統的な大樽にて19ヶ月の熟成華やかな果実味と優しく優美な熟成感のハーモニーが楽しめる。口当たりは滑らかでバランスの良い味わい。フレッシュなチーズやお好みのパスタで。どんな料理とも合わせやすいのがキアンティの良いところ。

 

 

■ Morandi Wine(モランディ・ワイン)

~ワイナリー紹介~

フィレンツェから東へ。歴史ある中世の小都市アレッツォへ向かうと少し山がちな丘陵地帯の道を抜けていく。この辺りは森林が点在し、フィレンツッェに比べると少しだけ涼しい印象を受ける。そんな場所でできる限り自然なやり方でワインを醸す小さな小さなワイナリー。年間ワイン生産本数はわずか6,500本程度。祖父の葡萄畑から始めた若き当主Denis氏の哲学のもと生まれた2本のワインは、これからが非常に楽しみ。

 

③ Creativo

(クレアティーヴォ)

【生産者】Morandi(モランディ)

【生産地】トスカーナ州

【 品 種 】サンジョヴェーゼ 100%

<ワイン紹介>

余計なことはせず、発酵が始まるのは自然にまかせる。その後、低い温度に保ちながらゆっくりと丁寧に抽出を行うので、非常にクリアでエレガントな味わいに仕上がっている。

艶やかに熟した赤い果実の華やかな香り、綺麗に整った酸、葡萄の力強さ。サンジョヴェーゼの美しさを感じさせてくれる。

素材の味わいを損なわないシンプルな和食と合わせてみたい。今の季節には、少し冷やして飲むのも美味しい。

 

毎年エチケットが変わっていくというこのワインの名前に冠した「クリエイティヴ」には、けっして突飛な考えで独創的なものを生み出すのではなく、毎日、毎年、積み重ねていくワイン造りを、最善の方法を見つめながら常に考え続けていくというDenis氏の意思を感じる。

 

④ Brubero

(ブルベロ)

【生産者】Morandi(モランディ)

【生産地】トスカーナ州

【 品 種 】サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン

<ワイン紹介>

Creativo同様、発酵は自然にまかせる。その後はセメントタンクでゆっくりと30ヶ月の熟成後、さらに瓶内熟成8ヶ月を経る。

熟成を経て丸みを帯びたタンニン、熟したダークチェリーの香りにオレンジとス爽やかなニュアンスを感じる。彼のワインに共通するフレッシュ感のあるクリアな味わいは、丁寧に育てられた葡萄とストレスをかけない醸造の力量によるもの。

ハーブをたっぷり使った豚肉のローストやグリルした肉を塩と荒く砕いた胡椒で食べたい。

 

 

■ Gratena

(グラテーナ)

~ワイナリー紹介~

トスカーナ東部、アレッツォのほど近く、手つかずの森が広がる中、まだ舗装されていない山道をひたすら走り、やっとワイナリーに辿り着く。この完全に自然に囲まれた環境は、周囲から科学的な影響を受けることなく、そこには自然と調和した葡萄畑とオリーブ畑、さらには多くの植物や昆虫たちが自然のままに気持ちよく生息している。

このワイナリーには、世界にここだけしかない土着品種グラテーナ・ネロという葡萄が栽培されている。この素晴らしいポテンシャルを持った貴重な品種を使ったワインを2本紹介したい。

 

⑤ Gratena Rosato

(グラテーナ ロザート)

【生産者】Gratena(グラテーナ)

【生産地】トスカーナ州

【 品 種 】グラテーナ・ネロ、サンジョヴェーゼ

<ワイン紹介>

希少な土着品種グラテーナ・ネロとサンジョヴェーゼのブレンド。濃いめの色調のしっかりとした味わいの辛口ロゼワイン。よく熟したチェリーとスミレのチャーミングな香り。口に含むとグラテーナ・ネロの厚い果実味を芯の通った酸が支える。とても食欲を掻き立てられるワイン。

あまり冷やしすぎないほうが、葡萄の味わいを堪能できる。甘みのある野菜を焼いたものや鶏肉とじゃがいもをローズマリーをたっぷり使ってローストし定番料理と合わせたい。

 

⑥ Gratena Nero

(グラテーナ ネロ)

【生産者】Gratena(グラテーナ)

【生産地】トスカーナ州

【 品 種 】グラテーナ・ネロ

<ワイン紹介>

ここにしかない希少な葡萄グラテーナ・ネロ。

率直に「このワインはすごい!」と唸りました。。。

黒に近い濃いめの色調。色合いの印象通りタンニンをしっかりと感じる凝縮した果実感。完熟のダークチェリー、黒胡椒、ドライハーブ、オレンジピール…非常に複雑な香りが抜栓後にゆっくりと開きながら表情を変える。

炭火で表面をガリッと焼いた厚めのビステッカをレアで。塩は強めで。

コクのあるチーズも◎

 

この葡萄グラテーナネロは非常に興味深い。こんな葡萄がまだあるというのがイタリアワインの面白いところだと思う。ともすると濃いだけのワインになってしまいそうだが、醸造家を見て納得。Marco Bernabei(マルコ・ベルナベイ)が醸造しているのだそう。「サンジョヴェーゼの神」と謳われたFranco Bernabei(サンジョヴェーゼの銘品と称されるFontalloroやFraccaianelloを手がけた)を父に持ち、自身も様々なワイナリーで活躍する気鋭の醸造家。お会いしたことはないが、ワインづくりに対する姿勢は、非常に勤勉で几帳面な性格。そしててつもない完璧主義者なのだそう。

葡萄のポテンシャルを最大限に発揮させる彼のワインは、全ての要素を一つずつ正確にワインに隙間なく詰めていくイメージ。パワフルともエレガントとも少し違う…葡萄のエネルギーを感じさせてくれるワインとでも言うべきか。

 

こちらのワインは、まさにトスカーナの銘酒となり得る1本。

いま飲んでも十分楽しめるが、熟成によってさらに凄みを増しそう。

間違いなくイタリアワインラバーが飲んでおくべきワイン。

店長北原セレクト<vol.6> 〜トスカーナの滋味溢れるナチュラルワイン6本〜

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